日系社会ボランティア, 日系社会隊員紹介

日系社会隊員リレー⑤ボリビアのよっちゃん

おかげさまでの5回目となりました、隊員寄稿シリーズ!

 

今回は、ちょっとブラジルを飛び出して、お隣の国、ボリビアで活動をしていた同期隊員を紹介します。

 

目次
1.ボランティアに参加した動機
2.任地:サンタクルス
3.活動紹介
4.最後に

 


みなさんこんにちは〜⭐︎ 大阪出身の門之園と申します。よっちゃんと呼んでください⭐︎
人生のキャリアのほとんどを日本語教師マッサージセラピストの2つで過ごしています。

 

大阪出身とはいえ、大学を卒業してからタイ・伊豆・オーストラリア・沖縄と生息地を転々としているので大阪のことはあまり知りません。
今回はJICAボランティアとして南米はボリビアに行ってまいりましたので、みなさんにご紹介したいと思います!よろしくお願いします〜⭐︎

 

1.沖縄から南米へ
いろんな場所に住むのが好きで、35歳の時に外国にいたいと思っていました。この時に行きたかった場所がマチュピチュとウユニ塩湖だったので、南米がいいな〜と。笑
JICA沖縄に行って南米に行けるボランティアはないかと聞いたところ、日系社会ボランティアなら中南米しかないよ、と教えてもらいました。

 

「・・・日系社会?」

 

お恥ずかしながらそれまで全然知らなかったのですが、その時私が住んでいた沖縄はまさに移住大国で、お世話になっていた食堂のおばあちゃんの息子の嫁が日系ブラジル人だったり、上司の親戚だか知り合いだかがハワイに移住していたり…
聞いているうちに世界に存在する日系社会というものにとても興味を持ち、「よし!これでいこう⭐︎」とJICAに応募したのです。

 

 

2. 任地:ボリビア・サンタクルス

私が派遣されたボリビアのサンタクルスという街は、今まさに急成長中の200万人都市で、ボリビアの中でも頭部に位置する基本的に年中暑いところです。
ただ、「スール」と呼ばれる南風が吹くといきなり寒くなるので、南国バリバリの服を着ていても、カバンの中にはこっそりダウンを忍ばせていました。
かと思えば西側には富士山より標高が高くてとっても寒いラパスやオルロ(ウユニもそうです)、アマゾンの熱帯雨林が広がるリベラルタ、ルレナバケなど、同じ国なのに全然ちがう色が見られるのも、ボリビアの魅力の一つです。

 

そしてやっぱり日系社会!

ブラジル、ペルーの日系の歴史が長いのに対し、ボリビア、パラグアイの日系は戦後移住者が多いためまだまだ歴史が浅く、ゆえに日本語・日本文化が色濃く残る土地でもあります。
朝礼の様子(学校の中庭で)
サンタクルスにはオキナワ移住地サンフアン移住地という2つの大きな移住地が存在し、農業や養鶏で成り立っています。また、両移住地から街へ出てきた日系の方々でサンタクルス中央日本人会が作られました。その子供達が毎週土曜日に日本語を勉強しに「サンタクルス日本語普及学校」へやって来ます。

 

ちなみにオキナワ移住地には「オキナワ第一日ボ校」「ヌエバ・エスペランサ校」があり、サンフアン移住地には「サンフアン学園」があります。
↓ボリビア隊員の方が作ったサンフアン移住地についての動画です!
4校交流スポーツ交歓会やお話大会(スピーチコンテスト)なども開催され、日本語を通して日系社会の継承が行われています。
ぜひぜひ一度遊びにいらしてください!ステキなところですよ〜⭐︎

 

 

3. こんな活動をしていました
てんびんの図形で敬語の授業
要請では、土曜日の日本語授業のほかに、サンタクルス日本語普及学校のカリキュラム作成と教師育成が求められていました。
いや、そんなの無理無理!って思いながら活動していました。笑

 

まず最初の半年から1年はやっぱり学校の様子を見ること、日系社会を知ることに全精力を傾けました。

 

そこで感じたのは、とにかく生徒も教師も日本語に対するモチベーションが低いということ。
なので子供達には日本語学校が楽しいと思ってもらえるように、教師たちには日本語を教えるってすごいことをしているんだと思ってもらえるように、小さな活動をちょろちょろ始めました。

 

JICAボランティアのつながりを駆使して、保健師隊員の方に心肺蘇生法の授業をしてもらったり、獣医さんに「いのち」の授業をしてもらったり、福岡大学の野球部のお兄さん・お姉さんに体育の授業をしてもらったり…。(動画はオキナワ訪問時のもの)

ボリビアの現地校では行わないであろう授業を取り入れることで、日本語を使い、しかもためになる→「日本語学校(日本語)っておもしろい!」の流れを作りました。

 

先生方には
・積極的な授業見学(見る方も見られる方も)
・月1回の校内研修
・教案作成指導
・共同カリキュラム作成
などなど、シェアと引き継ぎの大切さを説きながら、学校をよりよくするためにみんなで一緒にがんばりました。
校内研修の様子

 

 

4. 最後に
日本に帰国してまだ2ヶ月なのに、「なんだかボリビアでの2年が夢を見ていたんじゃないか」と、少し遠くに感じてしまって少し寂しくなる時があります。
それくらい現実離れしていて、違う世界を生きていたんだと思います。そして何より楽しかった。

 

今は自分が物語の中に入って大冒険をして、現実に戻ってきたら世界は何も変わっていないけど、一回り大きく成長した自分がいる。そんな映画を見ているような気分です。
ただ、映画の主人公の気分は、やっぱり経験した人でないとわからないと思います。

 

新しい一歩を踏み出すのは怖い、知らない土地に行くのは怖い、わからい言葉の国に住むなんて怖い。
でもその「怖い」はボランティアの仲間たちと一緒に乗り越えられます。みなさんもぜひ、JICAボランティアとして大きな世界へ飛び出してみてください⭐︎
帰国後研修で再会!

 

同じ大阪出身でコミュ力溢れるよっちゃん、素敵な記事ありがとうございました!
今月から、2018年度秋募集の応募も始まりました。受けようかどうか悩んでる、という人はまず説明会だけでも参加してみると、いいと思います!
■JICAボランティア 募集情報
■全国の説明会情報

 

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