自分の結婚を機に前々から思っていたことをまとめました。
毒にも薬にもならないけど、目の前に柿ピ◯あるからつまむか、みたいな感じでお楽しみください。

 

目次
1.「入籍しました!」は間違い!?
2.「マリード」の意味
3. 名字による女性のアイデンティティー

 

 

1. 「入籍しました!」は間違い!?

結婚報告がSNSで飛び交うお年頃。
「年賀状を投函する」より、「SNSで投稿する」ほうがラクだし伝えたい人に伝わるので便利ですよね。
有名な人もそうでない人も「私ごとですがこの度…」に始まり、「入籍しました!」で締める一文が多いのですが、私はここで疑問を感じます。

 

私事を発信するのがSNSの醍醐味やん!と。

 

日系社会や日本語教育ネタを中心に発信してる自分が言うのもなんですが、フォロワー1万人とか言ってない限り、ほとんどの人がSNS外で仕事をし、職場ではけないあんなことやこんなことをつぶやいたり、キラキラの思い出たちをプリクラ帳のように貼って行くのがSNS!

 

しかも結婚・出産・退職などのオフィシャルな事柄に限って「私」っていれちゃう流れができてるのがちょっと不思議です。
そして本題はここではなくて、「入籍しました」というフレーズ!
私も自分が結婚するにあたって気になったので調べたんですが、実は、婚姻と入籍は違うんです。

 

大事なことなので2回言います。

 

「婚姻」と「入籍」は違うんです!

 

「結婚」= 婚姻届を提出する、というのは2人で新しい戸籍を作るということになるそうで。
一方「入籍」はというと入籍届を提出して誰かが誰かの籍に入ることなのです。「入籍届」というものが別で存在するそう。

 

日本ではどちらかの名字を選ばないといけない。また嫁入り・婿入りという言葉や考え方から「ひとつの家族の中に入る」という考え方があり、「入籍」を使うようになったんじゃないかなと勝手に思っています。(専門家には問い合わせてません)
でも正直「婚姻届いつ提出するの?」より「入籍いつ?」の方が短くて便利だし通じちゃうからね!しょうがないよね!
まとめ

結婚とは新しく籍をつくる、

つまり「NEW籍」である

 

2. 「マリード」の意味

マリードって聞くと何語をイメージしますか?
英語の「married」?
ポルトガル語の「marido 」?
そーいえばこの2つ似てるな…と思ったあなた、ひとつずつ見ていきましょう。
I got married to Tom.


(私はトムと結婚しました)
昔一緒に働いていた英語の先生から聞いたのですが、英語のmarry にはもともと「嫁ぐ」という意味があったそうで、「~の家に嫁ぐ」という表現からmarry with ではなくmarry toなんだそうです!
おもしろいよね^^

 

Meu marido está trabalhando.


(私の夫は今 働いています)
ポルトガル語のマリード(marido)は「夫」という意味です。
「同じ音の単語が他の言語にも存在する」っってよくあることだとは思うんですが、この結婚に関する単語というのは何か関係があるのではないでしょうか!?
ラテン語起源の言葉だからでしょうか?(専門家には問い合わせてません)
まとめ

英語では「嫁ぐこと」を表し、
ポルトガル語では「嫁いだ相手」を表す言葉がマリード。

 

3. 名字と女性のアイデンティティー

日本の女性のほとんどは結婚すると名字が変わります。
仕事では旧姓をそのまま使う人が多いようですが、氏の変更に伴い 役所へ行き銀行へ行き…それまでの自分の記録を書き換える作業が始まるのです。
もはやこの作業への手間賃が婚約指輪なんじゃないか説。笑

 

そして今後(婚後)、夫の会社の人や友人に会う場面で「(新しい氏)くんの奥さん」と呼ばれ始めるわけです。
子供が大きくなり社会デビューすると、「(子の名前)ちゃんのお母さん」と呼ばれるのです。
そのうち夫からも「ママ」…
みんなどうやって自分を保ってるの!?と思ってしまいます。

 

一方 ブラジルのような海外では、下の名前で呼ぶのが主流。日本語学校でボランティアをしていたときはミカ先生と呼ばれていました。
結婚しても自分の旧姓を残し、夫の姓をくっつけるパターンもよくあります。例えば、マリア・ヤマモト・タナカという感じ。

 

子供たちのお母さんも、下の名前で呼ばれます。ポルトガル語では、おばさん・おばちゃん =Tia なので
Tia Maria(マリアおばちゃん)
響きがかわいいからそこまでおばちゃん臭くないのもポイント。笑

 

もちろん学校の先生としては、保護者の方々に対して覚えるべき名前が増えるので大変っちゃ大変なんですけど、その分、個人として顔と名前が一致するようになるので、親近感も感じられます。
子供を通してではなく、個対個で接している感覚。
結婚しても名字が残り、子供を産んでも自分だけの名前で呼んでもらえる文化もそれはそれで素敵だなぁと思います。

 

きっと誰かの妻になったり母になっていく過程で、「妻」や「母」としてのアイデンティティーができていくんだなぁと感じています。
まとめ


私が~おばさんに~なぁっても~...
夫には名前で呼んでほしい。

 

 

久しぶりに全力でふざけテンションでお送りした今回の記事、楽しんで頂けましたでしょうか?

 

もしこれからSNSでライフイベントを報告するときはぜひこちらの枕詞をお試しください。
#今日も明日も私事!

 

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これからも夫婦共々、よろしく願い致します。