うちの学校には学級日誌がありませんが、アプリを使うことで授業記録を残すことができるようになりました。

それに至った経緯と使い方について。

[目次]

  1. はじめに
  2. ブラジル人は〇〇主義
  3. このアプリでできること
  4. アプリの使い方 クイックガイド
  5. 使ってみて
  6. さいごに

 

 

1. はじめに

上手くいかなかった活動のひとつとして、「学級日誌を作る」がありました。

GoogleDrive内にエクセルシートを作り、授業ごとに何をやったか残せるようにしたのですが、2ヶ月とも続きませんでした。

Googleエクセルシートはスマホだと打ちづらい、またグーグルドライブとは別にアプリのダウンロードが必要だったのが理由です。

 

私は30分の会話の授業を14クラス分 担当していて、各クラスの進捗に合わせてアクティビティを考えています。

全てのクラスについて毎回先生たちと打ち合わせをする時間はありません、さてどうしたものか。

そこで今学期から入った新任の先生がこんなアプリがあるよと教えてくれました。今日はその話。

 

 

2. ブラジル人は〇〇主義

注文は用心して確認しがち

本題に入る前に ブラジルで生活して見えてきたことをまずお話しします。

▼生活で見えた口頭主義

ずばり、ブラジル人はあまりメモを取りません。

例えば、バーや大衆的なレストランで注文するとき、店員さんはオーダーを暗記します。なので注文が間違っていたり通ってないこともしばしば。笑

(ファーストフードチェーンやちゃんとしたレストランではレジや電子伝票に記録するので、もう少しちゃんとしてますけどね)

 

▼活動で見えたアドリブ主義

ブラジル人は本番に強いです。

「もうちょっと早めに動かきださなくて大丈夫?」「なんかツメあまくない?」という我々日本人の心配を他所に、なんとなく当日に間に合わせちゃったり、本番は上手いことやってのけるのがブラジル人。

リオ五輪なんかもそうですよね。笑

 

 

ということで、授業日誌がありません。

 

私はどうしているかというと、 14クラス分の授業プランを1週間ごとに手帳に書いています。授業がひとつ終われば、「今日はここまで進んだから次回はこれをしよう」という具合。

 

現地の先生たちは、教科書に付箋を貼ったり貼らなかったりして、何か別に記録しているのは見たことがありません。じゃあどこまでやったか忘れてしまった場合はどうするのかって?

生徒に聞くんです。笑

聞かれる生徒もそれを疑問に感じることはありません。だっていつものことだもの。

 

 

3. Google Classroomでできること

では本題に戻ります。Google Classroomというアプリを使うとどんなことができるようになるのか。

✅授業記録をスマホで残せる
✅他の先生や生徒と共有できる
✅ファイルやデータを共有できる
✅コメント欄で生徒とやりとり可
✅提出物の指示と締切を設定できる

どんな風に活用していくのか、使い方をご紹介します。

 

 

4.アプリの使い方 クイックガイド

①アプリをダウンロードして、Googleのアカウントでログインする

②クラスを作る

右上の(+)を押すとこんな画面が出てきます。チェックをつけて「続行」

 

クラス名を入れて、「作成」を押すとできあがり

トップ画面に作成したクラスがでてきますし、左上をタップすると一覧でも見れます。

 

 

③ クラスを生徒と共有する

「クラス」→「生徒」でタップするとこの画面になります。生徒にもアプリをダウンロードしてもらい、

▶クラスコードを入力してもらう
▶生徒のGメールアドレスを入力する

のどちらかで追加できます。

 

④授業記録を作る

[質問][課題]では、ファイルを共有したり提出期限を設けたりもできますが、授業メモには[お知らせ]を使っています。

私の場合は、ひとつの投稿に1ヶ月分をまとめて、読んだ絵本、どんなアクティビティーをしたかをメモしています。

 

 

5. 使ってみた感想

他の先生が入力すること通知がきます

✅授業が終わってすぐ記録できるのが便利

✅スマホでも家のPCからでも使えて便利

✅他の先生が入力すると通知が来るのでリマインドにもなる

宿題忘却対策として、保護者の方を生徒として追加するのもアリですよね!

 

 

6. さいごに: 使うか使わないかは先生次第

カリキュラムや出席簿が存在しないのは先生や役員にとって価値・意味がないから。

「情報共有やフィードバックでさらにいいものが生み出せる」という発想があまりないように思います。そういう経験や習慣が日本に比べて少ないからでしょうか。

ブラジルの人たちは、実体験がないものを想像・想定することができないし、実際に経験したことへのフィードバックの習慣もあまりなので忘れてしまいます。

 

便利なアプリはあるけれど、当事者である現地教師の人たちが、「本当にいい」と思える経験をしなければ、このシステムも続きません。

現に3名中1名は使っていないし、役員の人たちは授業記録の管理について頭にありません。

 

とはいえ、このアプリの導入によって、「ちょっとよくなった」のは事実です。つまりこのアプリ、普通にオススメです。

「どうやったら先生たちに記録や情報共有の習慣がつくのだろう」と考えているボランティア方がいたら、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。