日系社会ボランティア, 日本語授業レシピ, 活動ログ

絵本の読み聞かせ はじめました

今学期(2月)から年少者クラスで絵本の読み聞かせを始めました。 3ヶ月たったので経過報告!

 

[目次]
1.はじめたきっかけ
2.こんな本を読んでいます
3.こんな風に読んでいます
4.3ヶ月やってみて気づいたこと
5.最後に

 

 

1. はじめたきっかけ

年末に行われたの講義の中で、「絵本には全てつまっている」ということを聞きました。

年中行事もかわいく紹介!

(もっと子どもたちに日本語を聞かせないとな〜)とは思いつつも、

  • でもアニメはみんなネットで見てるし…
  • 30分授業を全部日本語にすると指示が通らなくて時間が足りない!

と、いろんな言い訳で思考停止していました。

 

ポルトガル語もコミュニケーションはとれるレベルにはなってきたので、一部 同時翻訳でやってみるか!

ということで、学期初めに保護者のWhatsappグループに呼びかけるところから。

「今学期は 会話のクラスで絵本を読むことにしました。家に日本語の本が余っていたらぜひ貸してください!」

 

 

2. こんな本を読んでいます

翌週から、3組の親子が 数冊 持って来てくれました。

まだまだ使える誰かのおさがり

ほかにも 教材の本棚の掘り出し物に幼児用の学習雑誌(?)を見つけました。

 

ちょっとした言葉遊びも入っててよい!

 

あとはiPadアプリの昔話シリーズを中心に読んでいます。

ゆめある 「動く絵本」

今のアプリはすごいですねー。文章に合わせて動くんですよ!!

 

 

3. こんな風に読んでいます

毎回30分ある授業のうち、最初の5分を使っています。

子どもたちにも学期の初めに「ミカ先生、これから授業の最初に絵本読むから!」宣言しておきました。

 

(保育士の方がこの記事を読まれていたらちょっとお恥ずかしいですが、)私なりの本読みはこんな感じ。

  1. まず1ページまたは1段落を普通のスピードで読む
  2.  1文ずつゆっくり読む
  3. 「なにが起こったかわかった?」
    知ってそうな単語があったら聞いてみる
  4. 簡単なポル語に訳す
  5. オチの手前とかだと「どうなると思う?」とか聞いてみる

 

あとはこれ。

 

 

オノマトペは日本語特有だし、語感を掴んでもらいたいので基本ジェスチャーしています。笑

 

 

4. 3ヶ月やってみて気づいたこと

 

▼子どもたちの反応

  • 「今日はなに読むの?」とか「なに読むか選ばせて!」という子が出てきた
  • 自白的に訳そうとする子が出てきた(嬉しい!)
  • 「むかしむかしあるところに…」に慣れてきた笑

おもしろかったのは、漢字で1週間の順番を教えている時に、「花さかじいさん」の話を繋げてきた子がいました。

「おじいさんの犬が死んで木になってお金になるから、木曜日からの金曜日!」

天才かよ…。

 

▼私自身について

  • 意外とまだまだ知らない単語がある!
  • 日本語特有の表現が訳しきれない!

 

 

 

5. 最後に

“子どもたちの生活や実体験と日本語を組み合わせることが大事だ!”と思って普段の会話の授業アイデアを考えていました。

でもふとポルトガル語で空想の世界の話をしはじめることもあります。子供だもの。

 

子どもたちにとって日本語は「お勉強」の世界。でもこの絵本を通して、
「昔話」「ファンタジー」といった新しい引き出しを作れた気がしました。

 

忘れられない1冊を見つけてあげたいなぁ。

 

コメントを残す