私が面接で聞かれた10の質問(日系日本語学校教師)

合否発表直前に電話で国籍を確認されたミカ(@mica513)です!

 

ブラジルで日本語教師として活動しています。

今回この内容で書こうと思ったきっかけは、グアテマラ隊員オチョ(@diadecanicula)さんの記事です。

 

この中ですごくしっくりきたポイントが2つ。

  1. 援助する側・される側両方がWin-Winな関係になれる志望動機
  2.  会社や家族に選考中であることを伝えているか

自分も選考のときこんな感じだったな〜と思い出したので、面接の内容をシェアすることにしました。

 

 

私が面接を受けるまで

  • やっと日程が合い、関東でそのシーズン最後の説明会に滑り込む。
  • 会場でその辺にいるスタッフさんを捕まえて
    「ブラジルに行った人いませんか?」
  • 帰国直後のOVの方に、活動されていた内容を聞く&自分の志望理由を聞いてもらう。
  • 「ブラジルへ行きたい理由と想いがしっかりあるようなので頑張ってまとめてくださいね」「なぜ日系か、が大事です」とアドバイスを頂く。

後に日本語教師養成講座主催のセミナーでこちらの先輩と再会!

 

書類は無事合格し、二次選考の面接へ!

面接の内容は2種類、各15分。

  • 技術面接:職種に応じて専門的な知識や経験を見る
  • 人物面接:海外ボランティアとしての素質を見る

同じ日本語教師養成講座の修了生で、ブラジルで活動中の方がいらっしゃいました。その方が受けた質問内容も事前にリサーチ。

 

技術面接で教務経験がない場合は、日本語教授法の文法についてや知識を聞かれるとのこと。養成講座の先生にも相談しながら、ここは出そう!という文法を抑えて挑みました。

 

そして面接当日。私の場合は技術面接が午前中、人物面接が午後でした。

 

技術面接(3対1)

面接直前、廊下の椅子で3名ずつ待ちます。ふと横に座った青年を見ると…

なんと手元に持っていた封筒に落書きをしているではありませんか!!

「え!?こんな直前で落書き!?余裕ありすぎて羨ましい…新卒っぽいしどんだけ肝据わってるの(困惑)」

彼の面接中も笑い声が聞こえて、こんな人の次なんてめっちゃ嫌だと思いました。

後に彼は同じ訓練を受けてドミニカへ行く同期となります。

 

 

さて本題。

面接官は3名、うち1名の若い女性は書記係でした。あとの2名は後に技術補完研修を担当される講師の方々。メインで質問されていた女性をS先生とします。

Q1. 養成講座の実習で、どんな文型を教えましたか?

いきなり想定外。文法や知識について聞かれる、と思っていたのでこの内容はノーマーク。しかも養成講座を終了したのは半年以上前、思い出すのも必死です。

A. 「行きます・来ます」を扱いました。人物や家のイラスト、矢印をホワイトボードに書きながら導入しました。

 

Q2. それを10歳未満の子供に教えるとしたらどうしますか?

A. 子供対象の場合でも、わかりやすいように図で表します。

 

Q3. 子供が暴れたりしたらどうしますか?

A.  大きな声を出してでも一旦 場を鎮めます。

ここまで全て想定外の質問がかさなり、心も折れてうなだれそうでしたが踏ん張りました。

 

Q4. 養成講座の実習でこれは上手くいったな、または失敗したなというのはありましたか?

A. だいたいの実習は失敗でした。ただ漢字のオリエンテーションで手作りの絵カードを作ったり、読解の授業で「朝のリレー」という詩を題材にした時、ホワイトボードにその場で書いた世界地図は好評でした。

線画が描けるのはいいことですねぇ…

ここで初めてS先生より微笑笑顔でコメント。しかし気は抜けない。

 

Q5. 第3希望までブラジルを記入されていますが、ブラジルでないとダメですか?

A.  母が育った国、自分が生まれた国を知りたいというのが一番にあるので、やはりブラジルに行きたいです。

(って言ったけど落とされたらどうしよう…)と思ってました。

 

 

技術面談終了。

想定していたものとは別角度の質問にがっくしの私。待機会場にに戻ってきて、会場入りした時に知り合った同職種の人たちと会話。

「やばい、全然できなかったです…落ちたかも」

ちょっとガタイのいい青年「え、そんな難しい質問された?大丈夫だよ〜どうせみんな受かってるよ〜笑」

(え、何この人、図太すぎる…きっとこういうメンタルとテンションの人こそブラジルへ行くんだわ…)

後に彼とは日本語教師の技術補完研修で再会します。

 

人物面接(2対1)

面接官は優しそうなおじさま2名。「緊張しなくていいですからね」と言ってくださりました。(これきっと全員に言ってるんだなぁ〜)と思いました。

Q1. まず志望理由を。書類にもありますがご自身の言葉でどうぞ。

A. 自分の生まれた国をよく知らないので、住んでみたいと思いました。また、日系人の子供達にも、ルーツのある国の言葉を知ってほしいです。

これが双方(ブラジルで日本語を教える私と教えられる生徒)にとってのWin-Winな関係ということではないでしょうか。

 

Q2. 日本語教員になりたい理由は?

A. マイナーな言語だからこそ、おもしろさを広めたい。また日本語というきっかけから日本という国自体を世界に営業したかったからです。

 

Q3. 現地では予期せぬこともあると思いますが、そういうときはどうしますか?

A. 周りにすぐ相談します。1人で悩むより答えが早く出ると思うので。

 

Q4. 日系社会では休日も何かと引っ張り出されたりしますけど大丈夫ですか?

A. ブラジルに在住経験のある両親からある程度聞いているので、覚悟はしています。

Q5. ご家族や会社に、選考のことは?

A. 家族は賛成してくれています。会社にも伝えています。合格したら退職するつもりです。

待機室で隣にいたキャリアウーマン風のお姉さんは、会社に一切話していなかったそうです。(それだけが理由ではないと思いますが)不合格でした。

 

一言一句 同じように再現はできてませんが、こんな感じのやり取りでした。

 

 

振り返ってみれば

1年半以上前のことでも、記事にしてみると蘇る記憶。

思えば応募書類を段階から「ブラジルで活動している自分」を頭の中で実写化していました。志望動機を書くときも、面接で質問に答えているときも。

 

思考は現実化する。想えば叶う。

自己啓発の本とかTEDでもよく見る言葉ですが、これは私の経験からも言えます。

 

たとえ無意識でも、頭の中のイメージがリアルなほどそれは行動や言葉になって出てくるんです。この選考のときも、私の中のイメージが言葉を通して面接官に伝わったのかも。

 

最後に、選考を受ける上で大切だと思うポイントをまとめます。

  • どうして「日系〜」を選んだのかを明確にする
  • その国とその職種による自分と任地両方のメリットを考える
  • 家族や勤務先にはちゃんと伝えておく

 

 

今月、春募集の合格発表がありました。来年1月、どんな人たちがどんな日系社会へ行くんだろうとか思うと、勝手にわくわくしています!

ひとりでも多くの人に南米の日系社会の存在を肌で知ってもらうため、ボランティアに参加してほしいと思っています。【参考】JICAボランティア募集情報

 


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