応募から出発まで, 日系社会ボランティア

私たち、こんな訓練してました!日系社会ボランティアの2ヶ月

こんばんは!ミカ(@mica513)です。

ブラジルで日本語教師のボランティアをしています。

協力隊のは派遣前訓練についてはブログ記事や動画も結構あるけど、日系はないな〜と思ったので書いてみます。JOCVの訓練を受けたことがある人、受けている人、これから受ける人が「へぇ〜っ」ってなってくれると嬉しいです。

 

まずは ざっくり雰囲気を。

 


JOCV派遣前訓練に対する私の情報とイメージ

  • 二本松と駒ヶ根の訓練所でやる、国と言語で異なる
  • 任国のことはあまり勉強しない
  • 生活班がめっちゃ仲良し
  • 委員会がある
  • 野外訓練で生きた鳥を××する(今はない)
  • 男女で棟が分かれていて全員1人部屋
  • 毎朝ランニングがある
  • 消灯ギリギリまで勉強してるとなんか出る? ←最新情報

合ってますか?笑

 

 

 

では日系社会ボランティアバージョンについて、以下の4つに分けてご紹介します。

  1. 訓練環境
  2. 訓練内容
  3. 任国と職種
  4. 語学

 

1. 訓練環境:どんなところで訓練しているの?

神奈川県横浜市にある、JICA横浜センター。ここで2ヶ月を過ごします。

施設内には体育館、テニスコート、図書資料室。食堂からは赤レンガが見え、近くにはコンビニがあります。私の場合は2人部屋でした。


天気がいい日はテラス席で朝食♪

一見便利で快適に見えますが、これが横浜のツラさか…と思ったのは訓練も折り返すゴールデンウィークの時期。世間の皆様がぽかぽかお天気の横浜を満喫する中、私たち訓練生はいつも通りの授業と講座…

何かしらのフェスのBGM、人々の楽しげな騒めき、お昼を買いに出ればリフレッシュしかしてない家族やカップル。

 

あゝ、こんなにも近くに横浜でGWなう♪があるのに…!

こんな葛藤がありました。

 

 

2. 訓練内容:こんなことを勉強しました

  • 日系移民の歴史(一番大事)
  • 中南米の文化・各国の情勢(近隣国についても学べる)
  • 在日外国人の諸問題(静岡県浜松市へ遠征も)
  • 防犯対策(犯人役に任命されました)
  • JICAの制度

こうやってみるとすごくマニアックですね。笑

この訓練は海外日系人協会がJICAの業務委託で実施しています。講義や事務処理をしてくださるのもこの事務所の方で、たまにJICA本部から何名かJICAの説明をしに来られるという感じでした。

なので少なくとも私には「海外日系人協会の人に育てられた」というアイデンディティーがあります。

 

また、60名の候補生には「中南米の日系社会へ行く」という共通点があり、ブラジルに関しては同期の半分以上が同じ国へ行く、という感覚。

 

 

3.  任国と職種:こんな人たちと勉強しました

派遣国は、ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、ドミニカの4ヶ国。

ブラジルやスペイン語圏に所縁のある人、外国にルーツをもつ子供達がきっかけの人、それぞれの理由で「日系社会」を選んできた人たちと勉強してきました。

職種で一番多いのは日本語教師ですが、

  • 小学校教育
  • 幼児教育
  • 青少年活動
  • コミュニティ開発
  • 野球
  • ソフトボール
  • 高齢者介護
  • 栄養士
  • 料理
  • 食品加工
  • 剣道
  • 人文学
  • 日本文化

があります。職種がこのように絞られているのは、中南米の各日系コミュニティーがこだわっている分野だからです。

 

発展途上国へ全く新しい技術やハウツーを支援する協力隊に対して、

中南米の日系人がずっと残してきたものを継承・普及する日系社会ボランティア なのです。

 

 

 

4. 語学:ポルトガル語とスペイン語のみ

 

中南米ということでこの2言語のみ。講師は日系人の方がほとんどでした。似た言語同士、「この単語は発音似てるね〜!」とか言ってスペイン語圏の同期とも楽しく絡んでました。

日本語教師としては、先生達がどんな風に語学を教えてくれるのか、どんな風に日本語を勉強してきたか、も知ることができたのでよかったです。

しかし日系社会ボランティア全員が同じ訓練を受けたのは2016年1次隊の私たちまで。現在、横浜で訓練を受けるのはブラジル派遣のみ、他の中南米諸国は協力隊と同じ訓練を受けるように制度が変更されました。(これについてはボランティア間で賛否あ…り)

 

派遣前訓練でメインとなる語学。ブラジル生まれとはいえポルトガル語はゼロスタートの私…楽しかったけどプレッシャーはありました。

 

部屋で勉強していて、ふと窓の外に見える観覧車の煌めき。

「あれにはあと2年は乗らないんだろうなぁ」
「てか一緒に乗ってくれる彼氏もいないんだった…」
「私、横浜で何してんだろ?」

 

こんな葛藤もきっと、横浜訓練あるある。

 

 

 

まとめ

日系社会ボランティアが具体的に何を勉強して任地にへ向かうのか、なんとなく伝わりましたでしょうか。訓練をする目的も、集まる人も、協力隊のものとはかなり違うはずです。

では最後に、なぜ横浜なのかという点。

 

それは横浜が移民船が出て行った場所だからです。

 

私たち訓練生が過去を学び未来を考えているこの場所から、たくさんの日本人が南米へと発ちました。そんなことを思うと、ボランティアのはずの私たちも2年限定で移民をしにいくような気分になります。

 

 

ここでは派遣前訓練の概要をご紹介しましたが、書いてみるとさらに伝えたいことが増えました。

次は講座以外で学んだことも記事にしたいと思います!

 

【補足】2017-1次隊以降は、横浜での訓練はブラジル派遣のみとなり、私が受けて当初と訓練の内容も異なります。

 

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